クルマに関するマニアックなクイズを、月〜金の毎朝7:30に出題する自動車マニアッククイズ、通称クルマニQ。初級/中級/上級/マニア級のうち、今回は「上級」の問題。歴史モノ、わかるかな?
GTとはグランドツーリングの略。日本では、スポーツカーやスペシャリティカーのグレード名としていろいろなクルマに付けられています。
そんなGTを日本で最初に名乗ったのはどのクルマか? というのが今回の問題。果たしてどのクルマが、日本初のGTを名乗ったのでしょうか?
日本で初めて「GT」を名乗ったクルマは?
正解は、3の「イスヾ・ベレット」でした。
現在は乗用車生産から撤退しているいすヾですが、1930年代から4輪車生産を開始、1950年代からは乗用車生産にも進出し、1960年台にはベレル、ベレット、フローリアン、117クーペなど、現在にも語り継がれる名車を送り出しました。
そんな中で日本で初めて「GT」を名乗ったのが1964年4月28日に発売されたベレット1600GTです。GTと言えばスカイライン2000GTが有名ですが、こちらは第2回日本グランプリに出場するために1964年5月1日に100台限定で発売した「スカイラインGT(S54A-Ⅰ型)」が始まりです。つまり、ほんのタッチの差で、日本初のGTの座はベレットに奪われてしまったというわけです。
ちなみにスカイライGT-Rの連勝記録にストップをかけたサバンナGTの登場は1972年、トヨタ2000GTは1967年の市販開始です。