クルマに関するマニアックなクイズを、月〜金の毎朝7:30に出題する自動車マニアッククイズ、通称クルマニQ。初級/中級/上級/マニア級のうち、今回は「上級」の問題。今回は難易度高し!
自動車がグローバル化して、馴染みのある車名が次々に消えていっている昨今、それでも頑張って昔の名前で出ているクルマがあります。さてその中でも、日本最古の車名と言えば次のうちどれだかわかるかな?
日本でもっとも長く続く乗用車の名前はなに?
正解は3のランドクルーザー。なんと1954年6月から使われている。そのルーツはもっと古く、1951年に発表されたトヨタ・ジープBJ型にまで遡る。当時の警察予備隊(現・自衛隊)への納入を狙って開発されたが、目的はかなわず民生用に方向転換して1953年から本格的な生産が始まった。ところが翌1954年にジープという名前が商標権に抵触したために同年6月に名称を「ランドクルーザー」に変更し、今日に至っている。
1のクラウンは1955年1月1日発売。2のカローラは1966年11月の発売で昨年50周年を迎えた。4のスカイラインは1957年4月の発売。日産との合併前のプリンス自動車(正確には富士精密工業)から発売された「プリンス・スカイライン」だった。こちらは今年の4月に生誕60周年を迎える。
気がつけば、伝統のある車名は消えていく一方。ここに挙げた4台は今後も頑張ってほしいものです。