クルマに関するマニアックなクイズを、月〜金の毎朝7:30に出題する自動車マニアッククイズ、通称クルマニQ。初級/中級/上級/マニア級のうち、今回は「中級」の問題。
これだけ多くの自動車メーカーがある国は、我が国のほかにはないほどの自動車王国、日本。トラックメーカーを含めると、その数は10を超える。
さて、ここで問題。現在も自動車を生産しているメーカーで、いちばん古い歴史を持つ会社は?
日本で一番古い自動車メーカーは?
こたえは、何と「ダイハツ」。
ダイハツの起源は1907年(明治40年)。エンジンを国産化すべく、大阪高等工業学校(現在の大阪大学工学部)の学者や技術者が中心となり、大阪で「発動機製造株式会社」を興したのが最初。吸気ガス発動機から始まり、小型ディーゼルエンジンなどを開発。当時は鉄道車両用機器も製造していたという。
1930年にはじめて作ったのは小型三輪車「ダイハツ号」。大阪の「大」と発動機製造の「発」を組み合わせた当時の愛称「ダイハツ」を関した小型三輪車は人気を集めたという。
1951年には現在の「ダイハツ工業株式会社」に社名変更、会社創立50周年である1957年に発売された小型三輪車「ミゼット」が大ヒット、インドネシアやタイなどにも輸出された。