メルセデス・ベンツブランドとして初となるピックアップトラック「 X-Class 」が、海外で2017年後半に登場する。タフな仕事クルマとして、またプライベートでのプレミアムカーとしての素質をあわせ持つ5人乗りの中型ピックアップトラックとなる。

ジュネーブモーターショーにコンセプトモデル登場

強固なラダーフレームを採用し、6気筒ディーゼルエンジンと四輪駆動システムを組み合わせることで、1.1トンの積載量と3.5トンまでの牽引性能を発揮する。また、レーダーセーフティや超音波センサーなどメルセデスベンツの最新モデルと同様の先進安全機能も搭載される。このコンセプトモデルが3月9日から一般公開となるジュネーブモーターショーに「Concept X-CLASS」として展示されるという。

生産はルノー・日産アライアンスの工場で

中型ピックアップトラック市場で大きなシェアを持つルノー・日産アライアンスとの生産協力によって、スペイン・バルセロナの日産工場やアルゼンチン・コルドバのルノー工場で生産される。主要市場は欧州及び、アルゼンチンやブラジル、オーストラリアやニュージーランドなどの国名が挙げられている。気になったのは、プレスリリースのなかで最大市場のはずの「北米」にひと言も触れられていないことだ。導入しない、ということはないと思うのだが……。

画像: シングルルーバーグリルを採用し、メルセデス・ベンツのクーペ顔を思わせるスタイリッシュなフロントマスク。

シングルルーバーグリルを採用し、メルセデス・ベンツのクーペ顔を思わせるスタイリッシュなフロントマスク。

画像: 短いフロントオーバーハングとは対照的に、積載性拡大のためリアオーバーハングは長い。

短いフロントオーバーハングとは対照的に、積載性拡大のためリアオーバーハングは長い。

画像: 生産はルノー・日産アライアンスの工場で

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