灼熱の砂漠を舞台にしたラリーレイドでMINIが3位表彰台を獲得
UAEのドバイ砂漠を舞台に2017年3月9日〜11日の日程で開催された、FIAクロスカントリーラリーワールドカップの第2ラウンド“ドバイ国際バハ”。初日は車両検査となり、10・11日の2日間で灼熱地獄の砂漠約350kmを駆け抜ける。MINI ALL4レーシングはこの過酷なレースに参戦しており、2016年は元WRCドライバーのミッコ・ヒルボネンがMINIで参戦して話題になっていた。
ちなみに、こういった競技はラリーレイドと呼ばれ、砂漠やジャングル、海岸や山岳地帯などの未舗装路を複数日かけて走破する、耐久の側面が強いモータースポーツである。ダカールラリーがこのジャンルに含まれる。MINI ALL4レーシングはダカールラリーにも参戦しており、2012年から2015年にチャンピオンタイトルを獲得するラリーレイド界における強豪チームなのだ。

激しいアップダウンや灼熱、砂塵など、厳しい環境がレーシングカーを待ち受ける。
話は戻ってMINI ALL4レーシングは2017年のドバイ国際バハに、Abu Issa(カタール)とXavier Panseri(フランス)のペアドライバーで参戦、3位入賞を果たした。実はこのふたり、2017年のダカールラリーで初めてペアを組んで、まだ2戦目だという。息の合った組み合わせのようで、今後の活躍に期待が持てそうだ。
次戦、第3ラウンドもアラブ首長国連邦で開催される。アブダビ砂漠を舞台に2017年4月1〜7日の日程となっているので注目したい。

MINI ALL4レーシングのドライバーAbu Issa(カタール)。

MINI ALL4レーシングのもう一人のドライバーXavier Panseri(フランス)。