クルマに関するマニアックなクイズを、月〜金の毎朝7:30に出題する自動車マニアッククイズ、通称クルマニQ。初級/中級/上級/マニア級のうち、今回は「上級」の問題をどうぞ。
マツダ・ロードスターRFやダイハツ・コペンなどのリトラクタブルハードトップ(RHT)車は、デフォルトがクローズドだから、ルーフを閉じていれば快適だし、イタズラもされにくい。1年をとおしてオープンを楽しめる期間の短い日本では、ソフトトップよりも人気を集めています。
では、世界で最初のリトラクタブルハードトップ車を発表したのは、どのメーカーだったでしょうか?
世界初のリトラクタブルハードトップはどのメーカー?
正解は、2の「プジョー」でした。
1934年に、プジョーは401エクリプスという、トランクがガバリと開いてトップを収納するRHTモデルを発表していました。
その約20年後、1957年にフォードはフェアレーンに短期間ながらRHTモデルを設定していました。
その後、転倒時などの安全性の問題からオープンカー自体がレアなものとなりましたが、1989年にユーノス(マツダ)・ロードスターが登場してから、世界中のメーカーがオープンカーを手がけ始めました。
その中で、1996年にメルセデス・ベンツがSLKでRHTを採用したのが現代の先駆で、プジョーもCCシリーズをラインアップしたり、多くのメーカーがRHTを採用するようになりました。