ダイハツが初めて軽乗用車市場に参入したのが、1966年発売のフェローだ。フルモデルチェンジを行い2代目として登場したのが、この「フェローMAX」だ。初代の後輪駆動から前輪駆動に変わったりと大きく進化している。フェローの名はこの代で消え、サブネームの「MAX」がその後のダイハツ車に使われている。
画像: フェローMAXパーソナル。

フェローMAXパーソナル。

フェローMAXってどんなクルマ?

1966年に登場した、ダイハツの軽乗用車第一弾が初代フェロー。そのフルモデルチェンジ版がフェローMAXだ。1970年の4月2日発表、発売は4月8日だ。

フェローからスタイリングを一新し、ロングノーズとカムテールのダイナミックなスポーティスタイルを採用した。グレードは「スタンダード」「デラックス」「カスタム」「パーソナル」の4種類。のちに「SS」が追加された。車両価格はスタンダードが31万8000円(東京)。

画像: 当時としては軽最大のホイールベース(2090mm)を誇り、居住性の高さを謳っていた。室内には「温水式ヒーター」(!?)を全車装備していた。

当時としては軽最大のホイールベース(2090mm)を誇り、居住性の高さを謳っていた。室内には「温水式ヒーター」(!?)を全車装備していた。

画像: リアスタイル。曲面設計のバンパーと大型コンビランプでスポーティな雰囲気だ。

リアスタイル。曲面設計のバンパーと大型コンビランプでスポーティな雰囲気だ。

ダイハツ フェローMAXの主要諸元

全長×全幅×全高:2995×1295×1305mm
ホイールベース:2090mm
車両重量:465kg
乗車定員:4名
エンジン:直2 356cc
最高出力:33ps/最大トルク:3.7kgm
最高速度:115km/h
燃費:25km/L(60km/h走行)

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