改良進むM6 GT3を2017年も継続して採用。荒は勝ちにこだわる。
ビー・エム・ダブリュー株式会社のペーター・クロンシュナーブル社長は挨拶の中で、「昨年からさらに改良が進んだこの素晴らしいマシンの性能を引き出してほしい」と、期待を語った。2014年、Studieが単独でチームを立ち上げてから3年が経ち、その間にドライバーのヨルグ・ミューラーと荒 聖治は7度、表彰台に上っている。
ただしまだその中央に立ったことはない。(株)スタディの代表でありチーム代表でもある鈴木康昭は冒頭、「着実にポイントを積み重ねて、最終戦が終わった時にトップに立っていることが目標」と挨拶していた。一方で荒は、「本当に最高のチームメイト(ミューラー)とともに、M6 GT3が最強のマシンであり最高のマシンであることを証明したい」と、勝ちにこだわっていることをはっきりと宣言した。
ファンとのつながりをさらに強化するオフィシャルクラブ誕生
荒たちが目指す「初勝利」は、チームを支えるファンやスポンサーにとっても嬉しいプレゼントになるに違いない。一方で鈴木代表が目指す「最後まであきらめない戦い」をサポートしてくれそうなのが、新たなオフィシャルファンクラブの展開だ。限定イベントやミーティングなど、「究極のクラブ活動」でファンとの一体感を高めていくという。
ファンクラブに入ると、GTマシンの43分の1模型やキーリング仕様のシュタイフぬいぐるみといった、かなりレアな非売品がもらえる。「ファンとともに戦いたい」という鈴木代表の思いがこめられた新しい活動は同時に、BMW Team Studieの初優勝へとつながる強力な原動力になるハズだ。
圧倒的な「美・女子力」も強力に勝利を後押しすると予想される
最後に、ひとつ。BMW Team Studieを応援すべき重要なポイント、チーム関係の「美・女子力」が非常に高いことにも注目してほしい。「Muse」と名付けられたレースクイーンたちは、一説によると皆さんバリバリのモデルさんなのだとか。確かに存在感が普通のレースクイーンとはひと味違う。さらにホスピタリティマネージャーの「はるちゃん」ブログも、必見である。