ボッシュとダイムラーが、完全自動運転車およびドライバーレスの車の開発に向け、業務提携契約を締結。 2020年代初めまでの完全自動運転車の市場導入を目指す。
スマホで呼ぶとクルマが迎えに来てくれる
世界一の高級車ブランドを持つ車両メーカーと、世界最大の自動車部品メーカーが自動運転実現に向けてタッグを組むことが発表された。自動運転システムのためのソフトウェアとアルゴリズムを2社で共同開発する。
完全自動運転車、ドライバーレスな車が普及することで、市街地の交通状況の改善され、交通事故も減少することが期待できる。また、車内で過ごす時間を有効活用できるようになったり、運転免許を持っていない人の新たな移動手段にもなると、ボッシュとダイムラー社は考えている。
今はドライバーがクルマを取りに駐車場へ行くが、完全自動運転の時代にはクルマがドライバーのもとへ来るようになる。市街地のあらかじめ決められた範囲内では、 スマートフォンを使ってカーシェアリングや、 自動運転タクシーを予約し、 目的地に向かうことが可能になるという。