プジョー・シトロエングループの上級ライン「DS」のエントリーモデル「DS3」に、限定80台の「DS3 INES DE LA FRESSANNGE(DS3 イネス・ド・ラ・フレサンジュ)が設定された。フランスファッション界のカリスマ的存在の名を冠したこのモデルだが、どんな「特別感」が演出されているのだろうか。
内外装をブルーとレッドで飾り付け
「フランスファッション界のアイコン」と謳われるイネス・ド・ラ・フレサンジュ氏だが、今回DS3に採り入れられたコンセプトは、そのテーマカラーだった。ボディは落ち着いた雰囲気のブルー、それに鮮烈なレッドのドアミラーが組み合わされる。リアサイドのガラス下端には、「エアメール・ストイライプ」と呼ばれるアレンジを施した。
インテリアのアレンジも華やかなもの。かといって決して下品ではない絶妙のバランスを保っている。まさに「オトナシック」と呼びたくなる居心地の良いキャビンで、ドライブを楽しむことができそうだ。
トップモデルからキャリアをスタート。UNIQLOともコラボレーション
イネス・ド・ラ・フレサンジュ氏のファッション界でのキャリアは、トップモデルからスタートした。1983年から1990年にかけて、シャネルのスターモデルとして活躍している。1990年に自身のブランドを立ち上げ、アパレルだけでなく雑貨やインテリアといった、ライフクオリティそのものを引き上げるためのアイテムを手頃な価格でリリースしてきた。
1999年、一度はアパレル活動から離れていたが、2013年にふたたび同名のブランド「INES DE LA FRESSANGE PARIS」を復活させている。ちなみに日本のUNIQLOとのコラボは、LifeWear 2014年春夏コレクションから始まり、現在も全世界のUNIQLO店舗で販売しているという。