4月30日にイタリア・モンツァで開催された「FIA 世界ツーリングカー選手権(WTCC)」のメインレースで、ポールスター・シアン・レーシングのエースドライバー、テッド・ビョークが今季初優勝を飾り、ランキング2位に順位をあげた。
ケンカレースとも言われる迫力の接近戦
2017年のFIA 世界ツーリングカー選手権シリーズは、開幕戦のモロッコラウンド、第2戦イタリアラウンドを終えている。
そのWTCC第2戦のメインレースで、ボルボのワークスチーム「ポールスター・シアン・レーシング」のエースドライバー、テッド・ビョークは、ポールポジションからスタート。ラップレコードを出しほどの好調ぶりを見せ、ライバルのホンダのドライバー、ティアゴ・モンテイロを破り、今季初優勝を飾った。
ちなみにWTCCは、その大迫力の接近戦から「ケンカレース」「格闘技レース」とも言われているほどのハコ車の世界最高峰レースである。
レース後、「これは私が今までに経験した中で最高の勝利です。レース中は完全にリラックスし、優勝できると信じていました。チームは素晴らしい仕事をしてくれました。完璧なレースでした」とテッド・ビョークは語っている。
なお、このWTCCは日本ラウンドも予定されている。
この大迫力の接近戦レースは、10月28日(土)、29(日)にツインリンクもてぎで開催される予定だ。
選手権ランキング
ドライバーズ・トップ5
1:ティアゴ・モンテイロ(ホンダCivic)85ポイント
2:テッド・ビョーク(ボルボS60)70ポイント
3:ニッキー・カッツバーグ(ボルボS60)50ポイント
4:ノルベルト・ミケリス(ホンダCivic)46ポイント
5:ロブ・ハフ(シトロエンC-elysee)44ポイント
マニュファクチャラーズ
1:ボルボ 198ポイント
2:ホンダ 184ポイント