現在、日本では31ブランドの輸入車を購入することができる。この連載企画ではその中から超プレミアムなモデルをセレクトして紹介する。第4回目は「ロールスロイス レイス」だ。(Motor Magazine Mook「輸入車年鑑 2017」より)
動力性能と豪華さを極めたクーペの王者
2013年、70年ぶりに復活したクーペモデルがレイスだ。現代のレイスのベースとなっているのはセダンのゴーストであり、シートは4つ用意されている。
後ヒンジの巨大なドアとファストバックスタイルが特徴的で実に優雅な雰囲気を出している。搭載エンジンは最高出力632ps/最大トルク820Nmものスペックを誇る6.6L V12DOHCツインターボ。レイスはロールスロイス史上、もっともパワフルであり、0→100km/h加速は4.6秒を記録する。
○注目ポイント:エレガントなファストバックスタイルを採用した非常にスポーティなモデル。ショーファーではなくドライバーズカーとするべきロールスロイスの代表的モデルである。
ロールスロイス レイス 主要諸元
全長×全幅×全高:5280×1945×1505mm
搭載エンジン:6.6L V12DOHCツインターボ
最高出力:465ps/5600rpm
最大トルク:820Nm/1500rpm
駆動方式:FR
トランスミッション:8速AT
車両価格:34,900,000円