現在、日本では31ブランドの輸入車を購入することができる。この連載企画ではその中から超プレミアムなモデルをセレクトして紹介する。第9回目は「アストンマーティン DB11」だ。(Motor Magazine Mook「輸入車年鑑 2017」より)
「第2世紀プラン」は、DB11からスタート
2016年3月のジュネーブオートサロンでデビューした最新のDBシリーズだ。そしてこれはアストンマーティンによる「第2世紀プラン」の下で発表された最初のモデルということになる。
エレガントな2+2のFRクーペで、パワーユニットは、最高出力608ps、最大トルク700Nmを誇る5.2L V12DOHCエンジン+8速AT。0→100km/h加速は3.9秒で、最高速は322km/hを誇る。
さらにトルクベクタリングシステムも搭載されており、コーナリング性能にも優れている。エレガントなボディは空力性能にも特徴があり、ボディ側面Cピラーから空気を取り入れて、トランクリッド部から排出することでリアの浮き上がりを防ぐ、“アストンマーティン アエロブレード”も採用している。
注目ポイント:アストンマーティン次世代モデルのトップバッターである。2+2のエレガントなグランツーリスモであり、走行性能だけでなく、英国的な美学を感じるインテリアも魅力たっぷりだ。
アストンマーティン DB11 主要諸元
全長×全幅×全高:4739×1940×1279mm
搭載エンジン:5.2L V12DOHC
最高出力:608ps/6500rpm
最大トルク:700Nm/1500rpm
駆動方式:FR
トランスミッション:8速AT
車両価格:23,800,000円(クーペ)〜25,915,720円(ローンチエディション)