現在、日本では31ブランドの輸入車を購入することができる。この連載企画ではその中から超プレミアムなモデルをセレクトして紹介する。第11回目は「アストンマーティン ヴァンキッシュ」だ。(Motor Magazine Mook「輸入車年鑑 2017」より)
フラッグシップに相応しい華麗なスタイリング
2000年に「V12ヴァンキッシュ」が登場して、2007年にこの名前は一旦消えたが、アストンマーティン創業100年(2013年)を記念するモデルとして2012年に復活。アルミとカーボン、そしてレザーを惜しみなく使ったアストンマーティンのトップモデルだ。
フロントに搭載されるのは自然吸気6LのV12DOHCエンジンで、最高出力は576ps、最大トルクは630Nmにまで達する。ソフトトップを持つオープン仕様のヴォランテもラインナップする。
注目ポイント:カーボンなどの最新素材と職人の手作業により仕上げられた本革シートなど、伝統と最新技術を見事に融合させたところに、アストンマーティンの本質が見える。
アストンマーティン ヴァンキッシュ 主要諸元
全長×全幅×全高:4728×1912×1294mm
搭載エンジン:6L V12DOHC
最高出力:576ps/6650rpm
最大トルク:630Nm/5500rpm
駆動方式:FR
トランスミッション:8速MT
車両価格:33,350,000円(クーペ)〜35,682,800円(ヴォランテ)