現在、日本では31ブランドの輸入車を購入することができる。この連載企画ではその中から超プレミアムなモデルをセレクトして紹介する。第16回目は「テスラ モデルX」だ。(Motor Magazine Mook「輸入車年鑑 2017」より)
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テスラ モデルX。スポーツカー、サルーンに続いてテスラから登場したSUV。
最大2492Lのラゲッジルームを確保
日本では2016年9月から販売を開始したテスラの最新モデル。全長5030×全幅2070×全高1680㎜、ホイールベース2487㎜の大柄なボディをもつテスラ初のSUVだ。
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全長は5mを超え、全幅は2mを上回る大きなボディのテスラ モデルX。
75D、90D、100D、P100Dをラインナップし、最長約417㎞〜565㎞の航続距離を誇る。またP100DはモデルXの重量ボディを約3.1秒で時速100㎞まで加速、さらに最高速は250㎞/hというパフォーマンスを実現する。
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インテリアの基本デザインはモデルSと共通となる。
室内は5シートが基本で、2列目シートを折りたためば最大2494Lのフラットな荷室が現れる。4シート仕様、3列目を追加する6シート仕様と7シート仕様はオプション設定となる。
エンハンストオートパイロット(61万6000円)や完全自動運転機能(37万円)など、テスラが提案する運転支援機能もオプションで用意されている。
注目ポイント:オプションのプレミアムアップグレードパッケージ(55万5000円)にはドライバーが車両に近づくとドアが自動で開く機能なども含まれている。クルマの未来を感じさせてくれる1台だ。
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余裕たっぷりのキャビン。ドアはファルコンウイングと呼ばれ上方に開く。
テスラ モデルX 主要諸元
全長×全幅×全高:5030×2070×1680mm
パワーユニット:モーター
駆動方式:FR/4WD
車両価格:11,150,000〜17,283,000円