セドリック/グロリア、ローレル、ブルーバード、サニーなど、伝統ある車種はほとんどネーミング変更してしまった日産車ですが、まだ変更していない車種もあります。
では、現在販売されている日産車で、いちばん長寿のモデルは以下のどれでしょうか?
現在販売されている日産車で、いちばん長寿のモデルは?
正解は、3の「スカイライン」でした。
スカイラインは、富士精密工業(その後プリンス自動車に改称)が1957年に生産を開始。プリンス自動車が日産自動車と合併後も生産は続けられ、現行のモデルは10代目になります。2017年、初代発売から60周年を迎えました。
マーチは、1981年の東京モーターショーで「NX-018」というコンセプトカーで登場。翌82年に車名を公募した結果、「マーチ」の名で発売開始。現行モデルは4代目です。欧州などでは「マイクラ」の名で販売され、5代目が2016年のパリ・モーターショーで選考発表されましたが、日本で発売するかどうかは未定です。
フェアレディは、1960年に初代にあたるオープンカーの「フェアレデー 1200」が発表されました。2代目からは「フェアレディ」となり、1969年にクーペの「フェアレディZ」に進化しました。現行のフェアレディZは2008年に発表された6代目になります。
ダットサンは、そもそもは日産の旧社名で、その後ブランドのひとつになり、最終的にはトラックの車名として残っていました(現在は新興国向けブランドとして復活)。
初代のダットサントラックは1935年に発売され、10代目まで続いていましたが、残念ながら10代目から「ダットサン」の名称を外し「ニッサン」ブランドに統一されました。そして2002年に国内向けの生産を終了。輸出仕様も2012年に生産を終了しています。
キャラバンは、初代が1973年に発売を開始。現行モデルは2012年に発表された5代目で、正式車名は「NV350 キャラバン」になりました。2017年の夏にはマイナーチェンジが予定されています。