現在、日本では31ブランドの輸入車を購入することができる。この連載企画ではその中から超プレミアムなモデルをセレクトして紹介する。第32回目は「BMW 7シリーズ」だ。(Motor Magazine Mook「輸入車年鑑 2017」より)
カーボンコア技術によってダイエット
いわゆる“Fセグメント”に属するBMWのフラッグシップサルーンが7シリーズ。現行モデルは6世代目で、日本には2015年10月に上陸を果した。
BMWiで培った炭素繊維技術のカーボンコアを用いて、先代モデル比で最大130kgの軽量化を達成したのが大きな特長。
さらにLEDより5倍明るいというレーザーライトによるヘッドライトやリモートパーキング、ジャスチャーとタッチパネル操作に対応したiDriveなど先端技術もふんだんに用意されている。
パワーユニットは2L直4ターボ+モーターの740eから、3L直6ターボの740i、4.4L V8ツインターボの750i、4WDでロングボディ専用の6.6L V12ツインターボのM760Li xDriveまで幅広く4種類がラインナップされる。
注目ポイント:プラグインハイブリッドモデルやV12モデルも揃い、7シリーズラインナップは充実。軽量化と巧みなシャシ設定もあり、ラグジュアリーセダンとしての運動性能はトップクラスだ。
BMW 7シリーズ 主要諸元
全長:5110~5250mm
搭載エンジン:2L直4ターボ+モーター/3L直6ターボ/4.4L V8ツインターボ/ 6.6L V12ツインターボ
駆動方式:FR/4WD
トランスミッション:8速AT
車両価格:11,920,000~24,660,000円