現在、日本では31ブランドの輸入車を購入することができる。この連載企画ではその中から超プレミアムなモデルをセレクトして紹介する。第33回目は「BMW 6シリーズ/M6 グランクーペ」だ。(Motor Magazine Mook「輸入車年鑑 2017」より)
スタイリッシュで後席も快適
2012年に上陸した6シリーズ初の4ドアクーペモデル。4シリーズのグランクーペはハッチバックだったが、こちらはノッチバッククーペというのが大きな違い。ホイールベースも115mm拡大されて実用に足る後席を作り出している。
スタイリッシュなスポーツクーペながらユーテリティも併せ持つということで、ライバルはパナメーラやCLS、A7スポーツバックといったところだろう。搭載エンジンはクーペ系と同様のバリエーションが用意されている。
注目ポイント:リアシートは一応3人掛けだが、低い位置にヒップポイントがある左右後席に対してセンターシートは高くてフロアコンソールを跨ぐ。実質4人乗りととらえるのが自然だ。
BMW 6シリーズ/M6 グランクーペ 主要諸元
全長:5010~5015mm
搭載エンジン:3L直6ターボ/4.4L V8ツインターボ
駆動方式:FR
トランスミッション:8速AT/7速DCT
車両価格:11,110,000~18,910,000円