1957 年にデビューした「マセラティ 3500GT」 の発表から、今年で60 周年を迎える。これを記念した特別仕様車「マセラティ グラントゥーリズモ/グランカブリオ60th anniversary edition」が発表された。価格はグラントゥーリズモが20,170,000 円、グランカブリオが20,970,000円。それぞれ限定5 台用意され、2017 年8 月以降のデリバリーを予定している。
マセラティを代表するラグジュアリーGT カーとして登場した「グラントゥーリズモ」と「グランカブリオ」。ロングノーズにショートオーバーハングという美しいスタイリングに搭載するエンジンはフェラーリ製の4.7LV8。最高出力460ps、最大トルク520Nmを発生し、0→100km/h加速は 4.8 秒、最高速は298km/hとマセラティの長い歴史にふさわしいパフォーマンスを発揮する。
今回発売される特別仕様車には、専用のボディカラー「ブルー インキオストロ」が採用されている。フロントのマセラティトライデントには、ボディカラーに合わせた特別なブルーのアクセントをあしらい、ブレーキキャリパーもブルーで統一されている。
この他に「MC ストラダーレ」と同様のアルミニウム製エンジンフードをはじめ、エアインテーク、カーボンファイバー製リアスポイラーなども装備する。グラントゥーリズモのインテリアにはブルーステッチを施したブラックレザーを、グランカブリオにはグリジオクロノのステッチを合わせたビアンコレザーを使用するなど、ラグジュアリーカーに相応しい室内空間を実現している。