現在、日本では31ブランドの輸入車を購入することができる。この連載企画ではそれをジャンル毎に紹介していく。現在はSUVにスポットを当てており、今回は「フォルクスワーゲン ティグアン」をピックアップした。(Motor Magazine Mook「輸入車年鑑 2017」より)
MQBの採用で大きく進化
初代モデルから8年ぶりのフルモデルチェンジが実施され、2017年1月に日本国内デビュー。「MQB」モジュールをSUVシリーズとして初めて採用し、従来モデルと比べ、全長で70mm、全幅で30mm拡大した。
これにより室内スペースが広くなるとともに、ラゲージルームも145L拡大し615Lに。後席をすべて折り畳めばクラストップレベルの1655Lの容量を実現した。
足の動きに反応してテールゲートを開けることができる機能も用意される。エンジンはブルーモーションテクノロジーの1.4L直4ターボエンジンと6速DCT。
最新モデルらしく安全装備も標準/オプション設定されている。現在のラインナップはコンフォートライン/ハイライン/Rラインの3タイプだ。
注目ポイント:モバイルオンラインサービス“Car-Net”をはじめ、スマ―トフォンアプリが楽しめる“Appコネクト”、ハイライン以上ではテレマティクス機能の“ガイド &インフォーム”も装備する。
フォルクスワーゲン ティグアン 主要諸元
全長:4500mm
搭載エンジン:1.4L直4ターボ
最高出力:150ps/5000-6000rpm
最大トルク:250Nm/1500-3500rpm
駆動方式:FF
トランスミッション:6速DCT
車両価格:3,600,000~4,632,000円