現在、日本では31ブランドの輸入車を購入することができる。この連載企画ではそれをジャンル毎に紹介していく。現在はクロスオーバーにスポットを当てているが、今回は「BMW 2シリーズ アクティブツアラー」をピックアップした。(Motor Magazine Mook「輸入車年鑑 2017」より)
BMWとして初のFFレイアウト
BMWブランドとして初めて横置きエンジンのFFレイアウトを採用したのが2シリーズ アクティブツアラー。同じ2シリーズを名乗るものの、FRレイアウトのクーペやカブリオレとは別の系譜のモデルだ。
日本の駐車場事情を考慮してローダウンサスペンションで全高を1550mmに抑えたボディはハイトワゴンの趣き。左右リアシートの個別スライドや、3分割式シートバックなどにより荷物と人員に柔軟に対応する。
パワーユニットは1.5L直3ターボ+6速ATがFFモデル専用。8速ATが組み合わされる2L直4ディーゼルターボはFFと4WDのxDriveを用意。2L直4ターボはxDrive専用で、1.5L直3ターボ+モーターのプラグインハイブリッドモデルは6速ATで4WD仕様となる。
注目ポイント:前輪をエンジン、後輪をモーターで駆動するプラグインハイブリッドの225xeは様々な走行モードが選べて面白い。また、1.5ターボのみで走る218iは十分軽快でコストバリューも高い。
BMW 2シリーズ アクティブツアラー 主要諸元
全長:4350~4355mm
搭載エンジン:1.5L直3ターボ/2L直4ターボ/2L直4ディーゼルターボ/1.5L直3ターボ+モーター
駆動方式:FF/4WD
トランスミッション:6速AT/8速AT
車両価格:3,630,000~5,370,000円