現在、日本では31ブランドの輸入車を購入することができる。この連載企画ではそれをジャンル毎に紹介していく。現在はスポーツカーにスポットを当てているが、今回は「フェラーリ 488」をピックアップした。(Motor Magazine Mook「輸入車年鑑 2017」より)
まさに公道を走るレーシングマシン
V8ミッドシップの2シータースポーツ最新モデル。クーペのGTBは2015年2月、リトラクタブルハードトップを備えたオープンのスパイダーは9月のフランクフルトモーターショーで披露された。
搭載されるエンジンは最高出力670ps/最大トルク760Nmの3902ccのV8ターボ。1470kgの車体を3秒フラットで100km/hまで加速させる。
また、アクティブ ダンパーなどを統合制御するサイドスリップ アングル コントロールシステム2を搭載する。
注目ポイント:サーキットなど、本格的な走りを極めるにはV12よりもコンパクトなV8モデルの方が有利。それ故にフェラーリの本気走りをリードするのが488の務めと言える。
フェラーリ 488 主要諸元
全長:4568mm
搭載エンジン:3.9L V8ツインターボ
駆動方式:MR
トランスミッション:7速DCT
車両価格:30,700,000~34,500,000円