現在、日本では31ブランドの輸入車を購入することができる。この連載企画ではそれをジャンル毎に紹介していく。今はA、Bセグメントのコンパクトカーにスポットを当てており、今回は「フォルクスワーゲン アップ!」をピックアップした。(Motor Magazine Mook「輸入車年鑑 2017」より)
サイズを超えた室内空間の広さ
ルポの後継モデルとして2012年10月に登場。モデルラインナップはムーブ アップ!(2ドア/4ドア)、ハイ アップ!(4ドア)、最低地上高を10mm高めSUVスタイルに仕上げたクロス アップ!(4ドア)の4タイプ。
搭載するエンジンは75ps/95Nmの1L直3DOHCで、これにロボタイズド5速AMTを組み合わせる。輸入車でもっとも廉価なムーブ アップ!(2ドア)の154万8000円からクロスアップの194万円までと幅広く、好みにあったモデルが選択できる。
注目ポイント:低速域追突回避・軽減の「シティエマージェンシーブレーキ」や「アイドリングストップ」、「ブレーキエネルギー回生システム」などが全車に標準採用されている。
フォルクスワーゲン アップ! 主要諸元
全長:3545~3570mm
搭載エンジン:1L直3
最高出力:75ps/6200rpm
最大トルク:95ps/3000〜4300エpm
駆動方式:FF
トランスミッション:5速AMT
車両価格:1,548,000~1,940,000円