現在、日本では31ブランドの輸入車を購入することができる。この連載企画ではそれをジャンル毎に紹介していく。現在はCセグメントモデルにスポットを当てているが、今回は「アウディA3スポーツバック」をピックアップした。(Motor Magazine Mook「輸入車年鑑 2017」より)
バリエーションはかなり豊富
横置きFF用アーキテクチャー「MQB」をいち早く採用して2013年に上陸したCセグメントプレミアムハッチバック。A3セダンと同時に初の変更が行われ、クワトロ用エンジンが新世代の2.0TFSIに刷新されSトロニックが進化したほか、バーチャルコックピットの新設定など大幅な改良が加えられた。
また、アダプティブクルーズコントロールや自動ブレーキを含むアウディプレセンスフロントなど、安全&運転支援装備が充実したことも今回の改良の大きな特徴と言える。
なお、S3の2.0TFSIは290psにパワーアップ。RS3スポーツバックとe-tronは変更なく継続して販売されているが、欧州ですでに最新仕様のRS3スポーツバックが登場しているので上陸も近そうだ。
注目ポイント:今夏以降の販売から、アクティブレーンアシストやサイドアシスト、トラフィックジャムアシストといった安全&運転支援装備が含まれるセーフティパッケージの提供が始まる。
アウディA3スポーツバック 主要諸元
全長:4325~4345mm
搭載エンジン:1.4L直4ターボ/1.4L直4ターボ+モーター/2L直4ターボ/2.5L直5ターボ
駆動方式:FF/4WD
トランスミッション:7速DCT
車両価格:2,930,000~7,560,000円