現在、日本では31ブランドの輸入車を購入することができる。この連載企画ではそれをジャンル毎に紹介していく。現在はCセグメントモデルにスポットを当てているが、今回は「BMW 1シリーズ」をピックアップした。(Motor Magazine Mook「輸入車年鑑 2017」より)
画像: BMW 120i スタイル。最高出力184psの2L 直4DOHCターボエンジンを搭載する。

BMW 120i スタイル。最高出力184psの2L 直4DOHCターボエンジンを搭載する。

軽量コンパクトなFRは楽しい

小型車のスペース効率という面では不利な縦置きエンジンのFRパッケージをあえて採用している唯一無二のCセグメントハッチバックモデルだ。

重量バランスの良さから来る素直なハンドリングや、精緻なステアフィールはこのクルマの大きな財産となっている。

エンジンは136psの1.5L直3ターボ、150psの2L直4ディーゼルターボ、184psの2L 直4ターボの3種類を設定。それぞれにスポーツ、スタイル、Mスポーツのデザインラインが用意される。

注目ポイント:後席の足元まわりなど確かに広々とは言えないが、大人4人の実用には足りる。ラゲッジルーム容量は360Lを確保。FR方式の1シリーズはこれで最後と言われている。

BMW 1シリーズ 主要諸元

全長×全幅×全高:4340×1765×1440mm
搭載エンジン:1.5L直3ターボ/2L直4ターボ/2L直4ディーゼルターボ
駆動方式:FR
トランスミッション:8速AT
車両価格:3,100,000~4,330,000円

画像: 最高出力340psの直6DOHCターボを搭載するM140i。

最高出力340psの直6DOHCターボを搭載するM140i。

ストレート6搭載のスポーツモデル

BMW車をM社がチューンナップしたのが“Mパフォーマンスオートモービルズ”と呼ばれる一連のシリーズ。M140iはその最小モデルとして2016年9月に発表された。

フロントに縦置きされる3L直6ターボエンジンは、前身となったM135iから10psアップの最高出力340psを実現。最大トルクも50Nm増強され、ついに500Nmの大台に乗せた。

ドライビングパフォーマンスコントロールやアダプティブMサスペンションもM社の手が入っている。

注目ポイント:幅広い用途で楽しめるように、モード設定に伴うエンジンや足まわりの変化度はかなりワイド。スポーツ+は街中では硬いが、ワインディングでは抑えが効いて頼もしい。

BMW M140i 主要諸元

全長×全幅×全高:4340×1765×1430mm
搭載エンジン:3L直6ターボ
最高出力:340ps/5500rpm
最大トルク:500Nm/1520-4500rpm
駆動方式:FR
トランスミッション:8速AT
車両価格:5,900,000円

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