マセラティ ジャパンが10月12日、グラントゥーリズモ/グランカブリオをマイナーチェンジした。その発表会場はなんと、成田空港の航空機格納庫で、日本へ到着したばかりの28台のニューモデルがお披露目された。
エンジン1本化で2グレード展開
マイナーチェンジを受けたグラントゥーリズモ/グランカブリオには、ともに“SPORT”と“MC”の2グレード展開となった。搭載エンジンはフェラーリ製の4.7L V8自然吸気で、最高出力は460ps/7000rpm、最大トルクは520Nm/4750rpmを発生する。また、トランスミッションは全車ZF社製の6速ATとなった。
スタイリングでは新デザインのバンパーとグリル、エアダクトが採用されてラグジュアリームードを強めた印象だ。また、空気抵抗係数Cd値は0.32に改善されている。
インテリアではゼンターコンソールとダブルロータリーコントロールのデザイン変更が目立つところで、機能面では新型インフォテインメントシステムと8.4インチ高解像度タッチパネル、Harman Kardon Premium Soundが標準装備された。また、Apple CarPlay、Android Autoに対応した。
ラインナップは下記のとおりだ。
・グラントゥーリズモ SPORT:1890万円
・グラントゥーリズモ MC:2216万円
・グランカブリオ SPORT:2000万円
・グランカブリオ MC:2175万円