いま新車マーケットでの人気ジャンルは何と言っても“SUV”だろう。そして各メーカーから続々と魅力的なニューモデルがデビューしている。この連載企画ではそうした人気SUV、ブランドなりのこだわりを持つ“プレミアムSUVとクロスオーバー”を順次紹介していく。今回は「BMW X1」だ。(Motor Magazine Mook「プレミアムSUV パーフェクトブック 2017-2018」より)
BMWのエントリーSUVとして人気
X1はBMWのSUV(BMWはスポーツアクティビティビークル=SAVと呼んでいる)の最小モデルである。2009年にワールドデビューした初代はFRの3シリーズをベースとし、日本にも2010年から導入された。
2015年から販売されている最新の第2世代モデルは2シリーズ アクティブ/グランツアラーにも採用されているFFプラットフォームを使用している。これによってパッケージングも大幅に改良され、キャビンスペースの拡大やユーティリティが大幅に向上している。
日本では3種類のパワートレーンが用意されており、1.5L直列3気筒ターボのFFモデル(sDrive)と、2L直列4気筒ターボの4WD(xDrive)、そして2L直列4気筒のディーゼルターボを搭載した4WDとなっている。
BMW X1 主要諸元
全長:4455mm
全幅:1820mm
駆動方式:FF/4WD
JC08モード燃費:14.3~19.6km/L
乗車定員:5名
搭載エンジン:1.5L、2Lガソリン/2Lディーゼル
日本デビュー:2015年10月16日
車両価格:4,060,000〜6,140,000円