東京ビッグサイトにて開催される第45回東京モーターショー2017。一般公開日は10月28日(土)から11月5日(日)までの9日間となる。横浜ゴムのブースを紹介しよう。

創立100周年となる2017年、歴史展示も

横浜ゴムはこの10月13日に創立100周年を迎えた。東京モーターショーブースでは、長い歴史のなかでエキサイティングな走りを提供してきた過去/現在のヒット商品を中心に展示されている。さらにゴム技術や未来へ向けた次世代技術も展示。

横浜ゴムのブースは東6ホール。車両メーカーではスバルや日産、ルノー、アウディなどに近い場所となる。

画像: YOKOHAMAブースは東6ホールにある。

YOKOHAMAブースは東6ホールにある。

ブース紹介:ヒストリカルコーナー

1917年に「横浜護謨製造(株)」として創立され、今年10月で創立100周年を迎えた横浜ゴム。その歴史を年表としてパネル展示するとともに、日本初のコードタイヤ「ハマタウン(1921年製造)」再現モデルなど、歴史的商品を展示するコーナーとなっている。

画像: ヒストリカルコーナーに並んだタイヤは5種類。手前の「ハマタウン」(再現モデル。1921年製造、日本初のコードタイヤ)などを展示する。

ヒストリカルコーナーに並んだタイヤは5種類。手前の「ハマタウン」(再現モデル。1921年製造、日本初のコードタイヤ)などを展示する。

ブース紹介:技術コーナー

技術コーナーには2つのタイヤを展示する。

ひとつは「フィンタイヤ」。これは空力シミュレーションを活用した「エアロダイナミクス技術」から生まれたものだ。2012年に初代フィンタイヤを発表、前回2015年の東京モーターショーでは空気抵抗低減だけでなく、車両の浮き上がり抑制に貢献する新たなフィンタイヤを発表している。今シーズンはスーパーGTなどモータースポーツに実戦投入している。今回はそんなモータースポーツシーンで採用された「フィンタイヤ」を展示している。

もうひとつが「光るタイヤ」。これはドレスアップ用ではなく、夜間後続車のヘッドライトに反射して光るという安全技術。ガラス素材で出来た反射材を主溝とショルダーに配合、後方車両のドライバーの視認性を高め、運転支援用の車載カメラの認識も補助するという。ヘッドライトの光を反射するので、日中はふつうの「黒いタイヤ」のままだ。

ブース紹介:ウエット訴求コーナー

昔からレースシーンで「雨のヨコハマ」と言われていたとおり、ヨコハマのタイヤは現在でもウエットグリップを重視するタイヤが多く、国内タイヤラベリング制度のウェットグリップ性能で最高グレード「a」を業界で初めて200サイズ以上保有している(2017年9月末現在212サイズ)。

雨に強いラベリング制度でウエットグリップ「a」の現行商品を展示する。

画像: 先日、軽自動車サイズが追加されたADVAN FLEVA V701も展示されている。

先日、軽自動車サイズが追加されたADVAN FLEVA V701も展示されている。

ブース紹介:モダンタイヤコーナー

モダンタイヤコーナーでは、ヨコハマの現行ラインアップのなかでも、とくに特徴のあるタイヤを展示する。ADVAN最強のストリートタイヤ「ADVAN NEOVA AD08R」や、転がり抵抗抑制や国際基準の音規制もクリアしたストリートスポーツラジアル「ADVAN A052」、さらに、この秋に復活した「ADVAN HF Type D」などが展示されていた。

画像: ここは既存商品コーナー。NEOクラシックカー用として復活した「ADVAN HF Type D」もここに展示されている。

ここは既存商品コーナー。NEOクラシックカー用として復活した「ADVAN HF Type D」もここに展示されている。

画像: Webモ編集部タイヤ担当が見つけた「気になるタイヤ」がコレ。「PARADA PA03」という商用車(ハイエースなど)のドレスアップ用タイヤなのだが、サイドがホワイトレタータイプ。これ、ヨコハマの夏タイヤカタログにも載っていないものだ。

Webモ編集部タイヤ担当が見つけた「気になるタイヤ」がコレ。「PARADA PA03」という商用車(ハイエースなど)のドレスアップ用タイヤなのだが、サイドがホワイトレタータイプ。これ、ヨコハマの夏タイヤカタログにも載っていないものだ。

ブース紹介:その他

また、10月24日に発表されたライトウエイトコンセプトタイヤ「BluEarth-air EF21(ブルーアースエアーEF21)」も展示。このタイヤは一般的なタイヤに比べ約25%の軽量化を実現。ブースではADVAN dBの同サイズも展示され、実際に持ってその重さの違いも体験できる。

画像: 左が、BluEarth-air EF21。右のADVAN dBがホイールを含めて17.30kgなのに対し、同サイズ/同ホイールのBluEarth-air EF21は12.35kg。実際に手で持って重さの違いを体験できる。

左が、BluEarth-air EF21。右のADVAN dBがホイールを含めて17.30kgなのに対し、同サイズ/同ホイールのBluEarth-air EF21は12.35kg。実際に手で持って重さの違いを体験できる。

ほかにも、今シーズンから登場した新スタッドレスタイヤ「IceGUARD 6」を紹介するスタッドレスコーナー、東京モーターショーに出展されるクルマに装着されている新車装着用タイヤを紹介するOEコーナー、横浜ゴムがオフィシャルシャツパートナーになっているイングランド・プレミアリーグの「チェルシーFC」を紹介するコーナーなど盛りだくさんのブース展開だ。

画像: 横浜ゴムがオフィシャルシャツパートナーを務めるチェルシーFCのコーナーも。

横浜ゴムがオフィシャルシャツパートナーを務めるチェルシーFCのコーナーも。

東京モーターショーに遊びに行ったら、東6ホールの横浜ゴムブースに足を運んでみよう。説明員として横浜ゴムの技術者も常駐しているので、タイヤに関する素朴な疑問からマニアックな質問まで、あらゆる問いに答えてくれるぞ。

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