僅か0.5pt差、2名のトップランカー
![画像: ランキング1位 石浦宏明 (P.MU/CERUMO・INGING) 33.5pt](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2017/10/19/072b5029cfba2dbe851e306644d62e239efc945f_xlarge.jpg)
ランキング1位 石浦宏明 (P.MU/CERUMO・INGING) 33.5pt
![画像: ランキング2位 ピエール・ガスリー (TEAM MUGEN) 33pt](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2017/10/19/bf624a196cc48fc79df02224fdaaec1acfe6e838_xlarge.jpg)
ランキング2位 ピエール・ガスリー (TEAM MUGEN) 33pt
2015年チャンピオン石浦宏明と昨年GP2王者ピエール・ガスリーとの差はミニマム0.5ポイント。この差を大きいと見るか、無いも同然と感じるのか。とにかくポイント圏内で相手より先にゴールすればチャンピオンの座は手中に、とはいかないクセモノなのがこの最終戦のポイントシステム。
背後から忍び寄る皇帝、襲いかかる猛虎
![画像: ランキング3位 フェリックス・ローゼンクヴィスト (SUNOCO TEAM LEMANS) 28.5pt](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2017/10/19/f56ede0f15bcb41f362288bac61cf5a1c457bb95_xlarge.jpg)
ランキング3位 フェリックス・ローゼンクヴィスト (SUNOCO TEAM LEMANS) 28.5pt
![画像: ランキング4位 関口雄飛 (ITOCHU ENEX TEAM IMPUL) 25pt](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2017/10/19/d84f427b6078508fd6ca33876673fc8e87faaaa7_xlarge.jpg)
ランキング4位 関口雄飛 (ITOCHU ENEX TEAM IMPUL) 25pt
2レースそれぞれのポールポジションに1点、ウィナーに5点が与えられるのが通常の2レースフォーマット。しかしこの最終戦では各レースで優勝すればさらにボーナスポイントとして3点が付与される、まさに最終問題何でもアリ仕様。レース1で勝利すればローゼンクヴィスト、関口雄飛にも逆転王座のチャンスが訪れる。
鈴鹿を得意とするダークホース
![画像: ランキング5位 中嶋一貴 (VANTELIN TEAM TOM’S) 22pt](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2017/10/19/4f8cddb64a47767c9666d510dea540278695be22_xlarge.jpg)
ランキング5位 中嶋一貴 (VANTELIN TEAM TOM’S) 22pt
![画像: ランキング6位 アンドレ・ロッテラー (VANTELIN TEAM TOM’S) 20pt 来季の去就は?](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2017/10/19/484f928b9724e7dff6f45bffa91f6b8eb99c5ec7_xlarge.jpg)
ランキング6位 アンドレ・ロッテラー (VANTELIN TEAM TOM’S) 20pt 来季の去就は?
可能性としては低いものの、TOM'Sの2人もチャンピオンの権利がまだある。但し2レース共に優勝し、なおかつ上位2名が下位に沈むという厳しい条件。しかし開幕戦鈴鹿で中嶋一貴が勝利したように、このチームは鈴鹿での速さに定評がある。レースを知る者ほど、王座獲得が不可能とは言い切れない「何か」を期待してしまう。
そして気になる天候は...
![画像: 雨の予選、速いのはいったい?](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2017/10/19/261ff82dfeac58d9b1c25ff50e8a8c6954ba3b89_xlarge.jpg)
雨の予選、速いのはいったい?
2レース制のフォーマットは、レース1がピットイン義務無しの19周スプリント。そしてレース2はタイヤ交換義務付けの36周なのだが、ウェットタイヤ使用の場合はタイヤ交換義務は適用されない。
そして今週末の鈴鹿は...かなりの高確立で雨予報、両レース共にウェットレースが見込まれる。ランキング下位ほど攻めのレースをしなくては王座に手が届かないのだが、ご存知のように雨のフォーミュラレースでオーバーテイクは高リスク。スタート時のポジションによっては大荒れの決勝レースとなることも。より一層、土曜日の予選セッション(こちらも雨予報)の重要度が高まる。
"勝ち逃げ"されてしまうのか?
![画像: 面白くないのは可夢偉サンだけじゃありません](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2017/10/19/1e9b9d9803abbd1a6492c5e1aca03e7482e831bc_xlarge.jpg)
面白くないのは可夢偉サンだけじゃありません
HONDAエンジンユーザーで唯一チャンピオンの可能性を残しているのが、ランキング2位のピエール・ガスリー。すでにF1デビューを飾っており、先日の日本グランプリではF1マシンで鈴鹿サーキットを攻略。来季F1は確実ではあるが、SFルーキーでもある彼にチャンピオンを獲らせてなるものか、というのが全てのドライバーの本音だろう。ズバリ今回の鈴鹿は「ガスリー包囲網」なのだ。
SF戦士よ、奮い立て!
![画像: 昨年チャンピオンもここで存在感見せてくださいネ!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2017/10/19/17cb8b8618042b6febb3610c09b531b58dd09e2a_xlarge.jpg)
昨年チャンピオンもここで存在感見せてくださいネ!
これだけ多くの「敵」に囲まれながらもガスリーがチャンピオン獲得となれば、もう思い残す事なくF1へ行ってもらいましょう。でも、簡単には行かせませんよね?皆さん、F1参戦の餞(はなむけ)に、彼に永遠の「宿題」をプレゼントしてあげましょう。
(PHOTO:井上雅行)