いま新車マーケットでの人気ジャンルは何と言っても“SUV”だろう。そして各メーカーから続々と魅力的なニューモデルがデビューしている。この連載企画ではそうした人気SUV、ブランドなりのこだわりを持つ“プレミアムSUVとクロスオーバー”を順次紹介していく。今回は「キャデラック エスカレード」だ。(Motor Magazine Mook「プレミアムSUV パーフェクトブック 2017-2018」より)
伝統と最新技術が融合
キャデラックブランドの最初のSUVとして1999年にデビューした、フルサイズのラグジュアリーSUVで、第4世代となる最新モデルは2015年にデビューしている。
全長5mを超える堂々たるボディに3列シートを備えており、搭載する6.2L V8エンジンは426ps/623Nm のパワーを発生し、直噴システムや気筒休止システムなどを採用した最新のユニットとなる。
また、常に変化する路面状況を読み取って減衰力を制御する磁性流体減衰力制御システムを採用したサスペンションや高い静粛性などにより、快適な乗り心地も実現した。
ラグジュアリーを謳うだけあってインテリアはゴージャスそのもの。BOSEのサウンドシステムや天井に備わる9インチモニターなど、エンターテインメント装備の充実度も高い。
キャデラック エスカレード 主要諸元
全長:5195mm
全幅:2065mm
駆動方式:4WD
乗車定員:7名
搭載エンジン:6.2Lガソリン
日本デビュー:2015年2月19日
車両価格:12,600,000〜13,600,000円