いま新車マーケットでの人気ジャンルは何と言っても“SUV”だろう。そして各メーカーから続々と魅力的なニューモデルがデビューしている。この連載企画ではそうした人気SUV、ブランドなりのこだわりを持つ“プレミアムSUVとクロスオーバー”を順次紹介していく。今回は「ジャガーFペイス」だ。(Motor Magazine Mook「プレミアムSUV パーフェクトブック 2017-2018」より)
最強バージョンは380psエンジンを搭載
ジャガー初のSUVとして2015年にデビュー。優れたハンドリングとFタイプにも通じるエクステリアで世界的に大ヒットし、日本にも2016年1月から導入されている。
特徴はモノコック車体構造にアルミニウムを80%も使用するなどで軽量であることに加え、前後の重量バランスをほぼ50:50とすることにより、SUVでありながらもスポーツカーのような優れた走りを実現している点だ。
日本に導入されたパワートレーンは3種類ある。180ps/430Nmのパワーを発生する2Lディーゼルターボと、340ps/450Nmの3L V6ガソリンスーパーチャージャー、そして最強モデルとなるFペイスSには380ps/450 Nmの3L V6ガソリンスーパーチャージャーを搭載する。全モデルが4WDとなっている。
ジャガーFペイス 主要諸元
全長:4740mm
全幅:1935mm
駆動方式:4WD
JC08モード燃費:10.1~15.8km/L
乗車定員:5名
搭載エンジン:3Lガソリン/2Lディーゼル
日本デビュー:2016年1月29日
車両価格:6,400,000〜9,820,000円