首都高からもほど近い、東名高速道路・港北パーキングエリア。ここで食べられるのが、いま流行りの「熟成肉」。新技術で高価な食材「熟成肉」が身近になりました。モータージャーナリストの鈴木ケンイチ氏がレポートします。

画像: 「発酵熟成肉和牛ローストビーフ丼」(1080円) 発売は11時から20時。

「発酵熟成肉和牛ローストビーフ丼」(1080円) 発売は11時から20時。

最新技術と工夫で、コスパ最高の美味しさ

「熟成肉」をご存じでしょうか? 欧米では昔からある食材で、お肉を長時間かけて熟成させることで美味しさをアップさせたものです。お肉を熟成させるには1カ月以上の時間が必要であったり、品質をキープすることが難しいなど、いくつかの問題があり、日本では、なかなか普及していない食材です。

その問題を新技術が解決しました。明治大学とフードイズム社による産学連携の研究によって、迅速に安定して熟成肉を作る方法ができたのです。それが「エイジングシート」。熟成肉の美味しさの秘密は微生物にありました。カビです。つまり熟成肉は発酵食品だったんですね。発酵なら日本の得意芸。お肉を美味しくする有用なカビを選びだし、それを布に定着させたのが「エイジングシート」です。これでお肉を包めば、安定して短時間で熟成肉ができるというわけ。

それを利用したのが港北PA(下り)の「発酵熟成肉和牛ローストビーフ丼」でした。見た目はゴージャスでも、お値段は1080円と、とってもリーズナブル。最新技術さまさまというところです。

では、試食にいきましょう。

お肉は、とっても柔らかくて、じわじわと甘みとうま味が口いっぱいに広がります。そして最後に、ちょっと不思議な香り。麹のような感じ。でも、文句なしの美味しさです。

続いて、添えられた岩塩をお箸の先につけて、お肉と一緒にいただきます。パンチのきいた塩味で、さらにお肉の味が際立ちます。続いてタレ。おっと、甘みがあってデミソースのよう。これも、まさにひと味違う美味しさを演出してくれます。

ちなみにブロッコリーを使った付け合わせも秀逸。コスパ高すぎ。最新技術だけでなく、料理人さんの工夫もみごとなうまいもんでした!

港北PA(下り)

至 静岡  横浜町田IC ← 港北PA ← 横浜青葉IC 至 東京

東名高速道路のスタート地点となる用賀の東京ICから、わずか15㎞弱にある最初のPAだ。平日はトラックなどの利用が多く、規模が小規模なので、特に昼食時などは混雑していることもある。また、高速道路の外からもPAにアクセスできるので、もよりの人は、そちらの利用もおすすめだ。

画像: 筆者の鈴木ケンイチ氏。 港北PA(下り) T045-971-7551  営業時間:24時間 (「発酵熟成肉和牛ローストビーフ丼」の販売は11時~20時、ベーカリーは5時〜21時) 年中無休

筆者の鈴木ケンイチ氏。
港北PA(下り) T045-971-7551  営業時間:24時間 (「発酵熟成肉和牛ローストビーフ丼」の販売は11時~20時、ベーカリーは5時〜21時) 年中無休

This article is a sponsored article by
''.