いま新車マーケットでの人気ジャンルは何と言っても“SUV”だろう。そして各メーカーから続々と魅力的なニューモデルがデビューしている。この連載企画ではそうした人気SUV、ブランドなりのこだわりを持つ“プレミアムSUVとクロスオーバー”を順次紹介していく。今回は「レンジローバー イヴォーク」だ。(Motor Magazine Mook「プレミアムSUV パーフェクトブック 2017-2018」より)
手頃な最小のレンジローバーでもある
レンジローバーのブランド史上、最も小さく軽量なモデルとして2011年にデビューした。これは2008年の北米国際モーターショーで発表されたコンセプトカーLRXを製品化したもので、ショーモデルを忠実に再現したそのスタイリングは大きな話題を呼んだ。
これはより広い室内空間と多様性が与えられたのが4ドアモデルで、パワートレーンには240ps/340 Nmを発生する2L直4ターボエンジンと9速ATが組み合わされる。
もちろんフルタイム4WDシステムを採用し、オンロードだけでなくオフロードでの確かな走破性を確保する
また、スタンダードグレードは502万円からという価格設定で、レンジローバーブランドが手の届きやすい価格帯になったと言える。
レンジローバー イヴォーク 主要諸元
全長:4355mm
全幅:1900mm
駆動方式:4WD
JC08モード燃費:10.6km/L
乗車定員:5名
搭載エンジン:2Lガソリン
日本デビュー:2011年11月30日
車両価格:5,020,000〜8,320,000円