いま新車マーケットでの人気ジャンルは何と言っても“SUV”だろう。そして各メーカーから続々と魅力的なニューモデルがデビューしている。この連載企画ではそうした人気SUV、ブランドなりのこだわりを持つ“プレミアムSUVとクロスオーバー”を順次紹介していく。今回は「レクサス LX」だ。(Motor Magazine Mook「プレミアムSUV パーフェクトブック 2017-2018」より)
2列シートの5人乗り仕様を追加
80系ランドクルーザーをベースにレクサス初のプレミアムSUVとして1996年にデビューし、最新モデルは2007年に登場した3代目となる。日本には導入されていなかったが、2015年にはじめて発売された。
全長5080×全幅1980×全高1910mmの大柄なボディに搭載されるパワートレーンは、377ps/534Nmを発生する5.7L V8プラス8速ATだ。
LX570のモノグレード展開で、3列シートの8人乗りに加え、2017年8月に行った一部改良で2列シートの5人乗りが新たに設定された。
このほか、トレーラーなどを牽引するトレーラーヒッチを装着するためのヒッチメンバーや、ドアミラー足下照明、空調装備のナノイーなどを標準設定とすることで、機能性や利便性の向上を図っている。
レクサス LX 主要諸元
全長:5080mm
全幅:1980mm
駆動方式:4WD
JC08モード燃費:6.5km/L
乗車定員:5(8)名
搭載エンジン:5.7Lガソリン
日本デビュー:2015年9月14日
車両価格:11,150,000円