安全装備の充実化が中心の一部改良
レクサスRCは2017年3月にLCが登場するまで、レクサスのスポーツイメージを牽引する唯一のスポーツクーペだった。そして、その重責を十分に担ってきたが、11月30日に安全装備の充実化を中心とした一部改良を受けた。
具体的にはRC、RC Fともに4つの予防安全システムをパッケージ化した「Lexus Safety System+」が標準設定となった。そのシステムは“プリクラッシュセーフティシステム”、“レーンディパーチャーアラート”、“オートマチックハイビーム”、“レーダークルーズコントロール”の4つだ。
またナビディスプレイが10.3インチに拡大され、ドライブモードセレクトには“カスタムモード”が新たに設定された。そして、3.5L V6エンジンは燃費が向上し、2Lターボエンジンは他のレクサス車同様にグレード名が「200t」から「300」へ変更となっている。
さらにRC Fではブラインドスポットモニターとリヤクロストラフィックアラートが標準設定となり、ボディカラーには新色が加わり、全8色から選択が可能になった。
そして、RCには「F SPORT Prime Black」という“F SPORT”ベースの特別仕様車が設定された。ボディカラーはグラファイトブラックガラスフレークで内装は専用のブラック&オレンジステッチとなっている。漆黒メッキのスピンドルグリルやマットクリア塗装の19インチアルミホイール、ブラックステンレスのウインドウモールなどが施されている。この特別仕様車はRC350(車両価格:7,080,000円)、RC300h(6,540,000円)、RC300(6,100,000円)に設定されている。
なお、RCとRC Fの車両価格は以下のとおりだ。
RC350:6,086,000〜6,726,000円
RC300h:5,740,000〜6,380,000円
RC300:5,300,000〜5,940,000円
RC F:9,824,000〜10,594,000円