いま新車マーケットでの人気ジャンルは何と言っても“SUV”だろう。そして各メーカーから続々と魅力的なニューモデルがデビューしている。この連載企画ではそうした人気SUV、ブランドなりのこだわりを持つ“プレミアムSUVとクロスオーバー”を順次紹介していく。今回は「フォルクスワーゲン ゴルフ オールトラック」だ。(Motor Magazine Mook「プレミアムSUV パーフェクトブック 2017-2018」より)
ヴァリアントに比べ25mm高い最低地上高
ゴルフヴァリアントをベースに25mm高めた最低地上高(165mm)をはじめ、クローム装飾を施した前後バンパーやブラックのサイドシル、7J×17インチアルミホイールなどの専用アイテムを装備することでアウトドアテイストを演出したモデルだ。
パワートレーンはゴルフシリーズ初の1.8L直4ターボ+6速DCT(DSG)を採用する。そして、ハルデックスカップリングによる4WD の“4モーション”や電子制御式ディファレンシャルロック“XDS”、オールトラック専用サスペンションや走行モード“ラフロード”などの採用によりシーンを選ばないオールマイティな走りを実現した。
2017年5月のマイナーチェンジでは「レーンアシスト」と「トラフィックアシスト」、歩行者検知機能を加えた「フロントアシスト」を装備した。
ゴルフ オールトラック 主要諸元
全長:4585mm
全幅:1800mm
駆動方式:4WD
JC08モード燃費:13.5km/L
乗車定員:5名
搭載エンジン:1.8Lガソリン
日本デビュー:2015年7月21日
車両価格:3,599,000円