内装も外装も、白と黒のコントラストカラー
アウディのラインナップでもっともコンパクトなハッチバック、A1 スポーツバック。4mに満たない全長やトルクのあるターボエンジン、7速DCTなどによりスポーティで元気のいいモデルである。
そのA1スポーツバックに125台限定のアウディ A1スポーツバック ピアニッシモ エディション(価格:330万円)が追加された。「ピアニッシモ」と聞くと音の強弱を表す音楽用語を思い浮かべる人もいるかもしれないが、本来はイタリア語で「とてもソフト」という意味を持つ。今回の「ピアニッシモ エディション」は前者、音楽用語の方をイメージされたモデルだ。
ベースとなっているのは、1L 3気筒ターボエンジン(95ps/160Nm)を搭載したA1スポーツバック 1.0TFSI(249万円)で、右ハンドル・7速DCTが組み合わされる。
モチーフとなったのはピアノの鍵盤。A1には、もともとコントラストルーフと呼ばれるパッケージオプションが用意されている。ルーフとそれを支えるピラーの色をダークグレーにするというもの。しかし、限定車はグレーではなく黒(ブリリアントブラック)としている。そして、ボディカラーはもちろん白(グレイシアホワイト)の1色のみ。
インテリアもピアノ風に白黒のコントラストがつく。シートやドアトリム、インパネは黒に統一され、エアコン吹き出し口のまわりに白(グレイシアホワイト)のアクセントが埋め込まれている。
特別装備として、純正ナビやバイキセノンヘッドライト、LEDテールライトなどを組み合わせた「ナビキセノンパッケージ」、シートヒーターやスマートキー、オートエアコンなどを組み合わせた「コンビニエンスパッケージ」を採用して装備を充実させている。