トヨタ・マークⅡってどんなクルマ?
モデルレンジを拡大するため、1968年にクラウンとコロナの間を埋める新型車として登場した「トヨペット コロナ マークⅡ」。このモデルはマークⅡの2代目モデルとなる。
2代目の特徴は、6気筒2000ccモデル「L」シリーズを追加したこと。この時代、高級小型車需要が高まり、その要求に応えた最上級小型車、という位置づけだった。このLシリーズは、他グレードと比べ、バンパーガードを含めて55mmロングノーズ化していた。
ボディ形状は4ドアセダン/2ドアハードトップ/ステーションワゴン/商用バンの4種類。マークⅡピックアップは初代モデルを継続生産/販売した。
フロントサスペンションにダブルウイッシュボーン、リアサスペンションに4リンクを採用。ホイールベースを拡大したことにより操縦安定性を大幅に高めた。
主要諸元【マークⅡ-L ハードトップ】
全長×全幅×全高=4420×1625×1390mm
ホイールベース=2585mm
車両重量=690kg
エンジン=直SOHC
最高出力=110ps/5600rpm
車両価格(当時)
セダン
1700デラックス 3段コラムシフト 70万7000円
2000デラックス 3段コラムシフト 73万7000円
2000GL 4段フロアシフト 78万円
2000GSL 4段フロアシフト 82万円
L 4段フロアシフト 87万5000円
ハードトップ
1700 4段フロアシフト 75万7000円
2000 4段フロアシフト 78万7000円
2000SL 4段フロアシフト 83万7000円
2000GL 4段フロアシフト 81万7000円
2000GSL 4段フロアシフト 88万7000円
2000GSS 5段フロアシフト 115万円
L 4段シフト 94万2000円
ワゴン
1700デラックス 3段コラムシフト 76万8000円
2000デラックス 3段コラムシフト 79万8000円
バン
1700 3段コラムシフト 58万8000円
1700デラックス 3段コラムシフト 66万4000円
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