
現代に再現されたジャガーDタイプ。個性的なフロントマスクに見入ってしまう。
ジャガーを象徴するレーシングカー
2018年2月7日、ジャガー・ランドローバー・クラシックは、ジャガーを象徴するレーシングカーである“Dタイプ”のプロトタイプを組み立て、パリで行われた「サロン・レトロモデル」で初披露した。最後の1台が1956年に生産されて以来のことである。

ジャガーCタイプの後継モデルとして1954年から1956年に75台が生産されていた。
1955年当時、ジャガーは100台のDタイプを生産する予定だったが、工場が火災に遭い、実際には75台しか生産されなかった。そして今回、残りの25台の生産を62年ぶりに再開するというわけだ。もちろん再開と言っても、あまりにも長い年月が経過しているので、いちから作り出すことになる。

メーター類はレーシングカーらしく視認性抜群。ボディはオールアルミで車重は約1000kg。
ジャガー・ランドローバー・クラシックのディレクターであるティム・ハニングは「Dタイプはジャガー史上もっともアイコニックで美しいレーシングカーのひとつであり、モータースポーツ界で輝かしい戦績を残しています。そして、その偉業は今日においてもまったく色褪せていません。Dタイプの製造をコベントリーで再開し予定製造数を完成させるというこのプロジェクトは、大変貴重な機会であり、ジャガー・ランドローバー・クラシックのエキスパートたちは、このプロジェクトに携わることに誇りを持っています」と語っている。

搭載エンジンは3.4L直6DOHC。最高出力は最終モデルで270hp。
ジャガー・ランドローバーの業績はこのところ順調に推移しているが、それにともなってヘリテージの分野でも動きが活発になっている。それがまたブランドイメージの向上に繋がりさらなる好業績に貢献するという、いいサイクルになっているようだ。
Jaguar D-type | The Legend Returns
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