(文と写真:鈴木ケンイチ)
グランプリは常磐自動車道 友部サービスエリア(上り)が受賞!
NEXCO東日本エリアのSA/PAの料理人が腕を競う、毎年恒例の「新メニューコンテスト」も12回目を迎えた。
今年のテーマは、「地域食材の効果的な活用」「開発ストーリー・ネーミング」「SNS映えする彩り・盛り付け」「美味しさ」「価格に対する満足感」というもの。
特に新しいのは「SNS映え」という部分だ。
「コンテストなので順位をつけなきゃいけないけれど、ここまできた皆さんは、みんな優勝です(笑)」と審査委員長の陳建一氏が言うように、どこがグランプリを獲ってもおかしくないような力作が決勝大会には揃った。
その中で栄えあるグランプリに選ばれたのは、常磐自動車道 友部SA(上り)。
店舗名となる「珠玉」をイメージした球体の器を開発。球体のフタを開けて食べるという演出が光った。
ちなみに友部SA(上り)のグランプリ獲得は3回目。しかも、過去4年で3度という、驚くべき強さだ。また、過去2回もオリジナルの器を用意してのグランプリであったから、「SNS映え」は友部SA(上り)にとっては格好のテーマであったろう。
友部SA(上り)では、グランプリメニューをこれまで10万食を販売してきたとか。今年の新メニューもヒット間違いなしだろう。
その他の決勝進出作品
●上信越自動車道・東部湯の丸SA(上り)「ぐるっと信州よくばり御膳」(1500円)
●関越自動車道・越後川口SA(上り)「けんさん焼き旬味セット」(1500円)
●上信越自動車道・横川SA(上り)「軽井沢 霧の回廊」(1500円)
●道央自動車道・輪厚PA(上り)「新しい北の食と出会う道『山海の旅路 彩丼』」(1500円)
●東北自動車道・安達太良SA(上り)「うねめ『花籠御膳』」(1500円)
●関越自動車道・上里SA(下り)「姫豚と深谷ねぎの地元ご馳走膳」(1500円)
●審査委員
審査委員長 陳 建一
特別審査員 柘植末利
審査委員 もえのあずき
審査委員 川瀬良子
審査委員 岩貞るみこ(モータージャーナリスト)
審査委員 村山和夫(ネクセリア東日本株式会社 代表取締役社長)