この半年あまりの間に日本へ上陸した輸入車のニューモデルをピックアップした試乗記の短期集中連載をお届け中。第7回目はディーゼル車が2017年の中頃から日本でのデリバリーが始まったマセラティ「レヴァンテ」だ(この記事はMotor Magazine Mook「輸入車年鑑2018」に掲載したものの抜粋です)。
画像: マセラティ レヴァンテ ディーゼル。ラグジュアリーで超スポーティ、いかにもマセラティのSUVだ。

マセラティ レヴァンテ ディーゼル。ラグジュアリーで超スポーティ、いかにもマセラティのSUVだ。

スタイリングも走りもアグレッシブ

2018年には75,000台の世界販売を計画しているマセラティ。そのためにとりわけ重要な役割を担うのが、Eセグメントサルーンの「ギブリ」、マセラティ初のSUVとして誕生した「レヴァンテ」だ。

レヴァンテの美しく、そしてダイナミックなエクステリアデザインは実に魅力的だ。マセラティ車の伝統的なディテールを効果的に継承しつつも、あくまでも自由に、また大胆にデザインされたことで、レヴァンテには独特な造形美が生まれている。

画像: 全長5000mm、ホイールベース3005mmとボディはかなり大きい。

全長5000mm、ホイールベース3005mmとボディはかなり大きい。

レヴァンテのキャビンは前後席ともにとても余裕がある。オプションのフルプレミアムレザーによる、ロッソ=赤を基調としたインテリアカラーが選択された試乗車のキャビンは実にゴージャスなフィニッシュ。リアシートの後方には、通常時でも580Lの容量が確保されるラゲッジルームが備わる。SUVとしての機能性、そして使い勝手は大いに期待してよいだろう。

画像: 最高出力275psのディーゼルエンジンで、0→100 km/h加速を6.9秒で駆け抜ける。

最高出力275psのディーゼルエンジンで、0→100 km/h加速を6.9秒で駆け抜ける。

今回試乗したレヴァンテは、3LのV型6気筒ディーゼルターボエンジンを、275psの最高出力と600Nmの最大トルクで搭載する「レヴァンテ ディーゼル」だ。組み合わせられるトランスミッションは8速ATで、4WDシステムの「インテリジェントQ4トラクションシステム」が、前後の駆動力を0:100から50:50までの範囲で制御する。

画像: オプションのカーボンファイバートリムとスポーティなインテリアカラーは”ロッソ”。

オプションのカーボンファイバートリムとスポーティなインテリアカラーは”ロッソ”。

センターコンソール上のスイッチで、「ノーマル」、「スポーツ」、「オフロード」、そしてコントロール性と効率性を向上させる「ICE」という4つの走行モードが選択できるレヴァンテ ディーゼルだが、もっとも魅力的な走りが楽しめたのは、やはり「スポーツ」を選択したときだった。

サスペンションにはエアスプリングが採用されているが、スポーツモードでは、乗り心地こそ低速域ではやや硬めの印象ではあるものの、あたかもマセラティのスポーツモデルをドライブしているかのような、ナチュラルでリニアな動きと抜群のスタビリティをコーナリングで感じることができるようになる。

画像: ラゲッジルーム容量は標準時で580L。リアシートは40:20:40の分割可倒式。

ラゲッジルーム容量は標準時で580L。リアシートは40:20:40の分割可倒式。

ガソリンモデルを超えるレヴァンテ ディーゼルは、アクセルペダルを踏み込むと、どの速度域からでも2290kgという車重をハンデと感じさせずに、力強く加速していく。そのダイナミックな走りは、カスタマーの心を大いに刺激してくれるだろう。(文:山崎元裕)

主要諸元 <マセラティ レヴァンテ ディーゼル>

全長×全幅×全高=5000×1985×1680mm ホイールベース=3005mm 車両重量=2290kg エンジン=V6DOHC ディーゼルターボ 2987cc 最高出力=202kW(275ps)/4000rpm 最大トルク=600Nm(61.2kgm)/2000-2600rpm トランスミッション=8速AT 駆動方式=4WD タイヤサイズ=255/60R18 車両価格=9,867,000円

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