首都高速道路1号羽田線のリニューアル工事を間近で見学できるイベント、“首都高講座 63限目:リニューアルプロジェクトを間近で見学!”が2018年6月5日に開催される。
首都高速の工事現場に入るまたとないチャンスだ
首都圏を網目のようにつなげる首都高速、現在の総延長距離は319kmにも及ぶ。しかしその一部は、1964年の東京オリンピックに向けて整備された部分も多く、開通から50年以上を経過した路線もある。重量のある車両の通行や交通量の多さなど様々な過酷条件のもと、構造物保全のための維持管理が行われてきた。そんな首都高速は近年リニューアルプロジェクトを進めている。
東京大田区の羽田出入口から、浜崎橋JCTまでをつなぐ首都高速1号羽田線もそのひとつ。ここも、もっとも古い部分で1962年開通と55年以上も経っており、さらに海の近くを通ることによる塩害もある。そのため、現在構造物の造り替えを行っているのだ。
そんな、1号羽田線リニューアルプロジェクトの現場を生で見られるイベントを、2018年6月5日に首都高速道路が開催する。“首都高講座 63限目:リニューアルプロジェクトを間近で見学!”という名称だ。63限目とあるとおり、63回目となる。もともとは建設現場や交通管制室などを首都高社員の解説を受けながら見学・体験できるイベントで、その一環としての開催だ。
実施場所は1号羽田線 東品川桟橋・鮫洲埋立部で、参加費は無料。18歳以上が対象で、定員は40名と少ないため抽選となることもあるようだ。なかなか入ることのできない現場で見て、聞いて、貴重な体験をしてみては?お申し込みは下記サイトより。