ポルシェAGは2019年に開催されるレース、GT3シリーズ向けに公道仕様の911GT3 RSをベースにしたカスタマーレーシングカー、911GT3 Rのニューモデルを開発、注文を受け付けて2018年12月以降に納車を開始すると発表した。
画像: 991第2世代となるポルシェ911GT3 R。2019年からサーキットを走ることになる。

991第2世代となるポルシェ911GT3 R。2019年からサーキットを走ることになる。

日本円で約6000万円のレーシングカー

ポルシェは世界各国でポルシェ911のカスタマーレースを開催しているが、そのGT3シリーズ向けのレーシングマシン、ニュー911GT3 Rを発表した。これは991型で第2世代となるものだ。

このカスタマーレーシングカーのベースとなるのは、最高出力520psの自然吸気4Lエンジンを搭載する公道仕様の911GT3 RS(日本での車両価格は26,920,000円)で、GT3 Rは最高出力が550ps以上に高められている。

画像: 足元はポルシェ仕様に準拠した1ピースのBBSアルミホイールで固める。

足元はポルシェ仕様に準拠した1ピースのBBSアルミホイールで固める。

ボディはGT3 RSがそもそも軽量設計だが、GT3 RはさらにCFRP製のドア、リアリッド、リアウイング、フロントフェンダー、リアフェンダーなどを採用、またCFRP製インテリアトリムとするなどしている。

そして、コクピットは再設計されて、すべてのスイッチ類がドライバーの操作性第一に考えられている。またGT3 Rとして初めてエアコンを装備し、室内冷房のとともにシートとヘルメットに直接接続して、ドライバーを効率的に冷やすことができるようになった。

画像: まるで戦闘機のようなコクピット。

まるで戦闘機のようなコクピット。

このニューポルシェ911GT3 Rの欧州での車両価格は459,000ユーロ(税別)、日本円で約60,000,000円(税別)となる。現在、注文受付中で納車は2018年12月以降の予定だ。

This article is a sponsored article by
''.