オートキャンプ人口は近年、うなぎ上りに増えている
1990年代のクロカンブームと共にキャンプを趣味にする人が増え、一時期オートキャンプ人口は1600万人に届こうかというところまでいった。ところが2000年代になるとブームの終焉と共に人口も減少。しかしここ数年、マラソンや自転車、登山などアクティブな趣味が人気を呼んでいるのに連動する形で、オートキャンプ人口も増え続けているという。
クルマでキャンプ場へ行ってテントを張ってキャンプをする、という従来の方式はもちろんだが、車中泊をするというものも多い。キャンピングカーが必要なのかと思ってしまうが、実は乗用車をキャンピングカー仕様にする架装も人気だ。
ちなみに純正カタログモデルとしては、過去にマツダ ボンゴフレンディ オートフリートップというモデルもあった。2018年2月にはメルセデス・ベンツがVクラスをベースとしたマルコポーロ ホライゾンを発表している。
そうした中、ホンダの純正用品を開発・販売するホンダアクセスが、コンパクトミニバンをベースとしたキャンピングカー「FREED+ DOG LOVER(フリードプラス ドッグラバー)」を販売している。
その名のとおり愛犬と一緒にオートキャンプを楽しもうという一台で、ポップアップルーフのほかにも、ラゲッジルームに愛犬用の給水器やごみ箱を設置、さらにテールゲートから荷物の飛出しを防止する「飛び出し防止ネット」など全13品目を特別装備した限定車だ。
ポップアップルーフは、この業界で知らない人のいないホワイトハウス製。エアヒーターやサブバッテリー、DC12Vソケットや室内照明などの装備を標準採用した内容となる。
すべて5人乗りのフリード+をベースとし、価格はハイブリッド Bで426万6000円〜、ガソリン仕様のBで389万160円〜となる。オートキャンプには興味あるけど、愛犬を連れて行くのはちょっと心配、という人は一度検討してみては?詳しくはHP:https://www.circle-h.jp/shop/app/page/FREED_DOGLOVER/