そのそろ夏休みの計画を立てはじめる時期ではないだろうか。もしクルマでの旅行を計画していれば、ドライブパスやドラ割など、高速道路通行料金の割引サービスを検討してみてはどうだろうか。

旅行先を決めたらドライブパス/ドラ割を探してみよう

2018年の夏休み、あなたはどこへ出かける。里帰り?避暑地への旅行?それともオートキャンプ?すでに計画を進めている人も多いはず。夏休みの楽しみ方は人それぞれだが、旅費を削減したいという気持ちは共通のはず。

もしクルマでの旅を計画しているのであれば、NEXCO東日本や中日本、西日本などが発行している“ドライブパス”や“ドラ割”を取り入れてみるのもひとつの手だ。高速道路会社によって呼び名は異なるが、サービス内容はほぼ同じ。ETC搭載のクルマであれば、ある地域に限定して高速道路を定額乗り放題にできるというものだ。

画像: NEXCO東日本とNEXCO中日本で展開されている、2018信州めぐりフリーパス。

NEXCO東日本とNEXCO中日本で展開されている、2018信州めぐりフリーパス。

例えば現在NEXCO東日本では「2018信州めぐりフリーパス」と題して、長野県内の高速道路を2日間、もしくは3日間乗り放題とするプランを展開している。しかも、長野県内だけでなく、出発地となりうる神奈川県や東京都、埼玉県、名古屋市などの乗り放題も含めることができる。

いくつかの条件はあるものの簡単に言ってしまえば、「出発エリア」から乗って「周遊エリア」で降りればその間の高速料金は定額料金のみ、ということになる。もちろん「周遊エリア」内での乗り降りも同様。

画像: 対象エリア外で乗り降りした場合は、フリーパスの対象外となるので注意。

対象エリア外で乗り降りした場合は、フリーパスの対象外となるので注意。

これだけではイメージしにくいので、現在計画している家族旅行のひとつの案を元に、高速道路通行料金を検証してみた。

計画した旅程はこうだ

1日目:神奈川県の自宅→軽井沢おもちゃ王国→軽井沢のホテルで宿泊
2日目:軽井沢のホテル→軽井沢アウトレット→長野市内の親戚宅→松本市のホテルに宿泊
3日目:松本市のホテル→松本城とその周辺観光→帰宅

通るルートは

1日目:東名高速 横浜町田IC→(東名・圏央道・関越道・上信越道)→碓氷軽井沢IC
2日目:碓氷軽井沢IC→(上信越道・長野自動車道)→長野IC→(長野自動車道)→松本IC
3日目:松本IC→(長野自動車道・中央道・圏央道・東名)→横浜町田IC

このルートをたどると、通常の高速料金の合計は1万5670円となる。

1日目:6100円
2日目:3740円(2090円+1650円)
3日目:5830円

もしこのルートで「2018信州めぐりフリーパス・3日間・首都圏出発プラン」を申し込むと…フリーパス代の9500円だけで済んでしまうことに。その差額は6170円(約39%オフ)と思った以上にデカい。しかもこのフリーパスにはいくつかおまけが付いていて、軽井沢ショッピングプラザの駐車場無料サービスや宿泊施設でのドリンクサービス、観光施設での割引を受けられたりする。

信州エリアだけではない。日本各地で割引プランを展開中だ

ここでは信州エリアを紹介したが、北海道や東北、関西、中国、四国、九州と、日本各地で長期間にわたって展開されている。詳しくは、ETC総合情報ポータルサイトで確認できるのでちょっと覗いてみては?

ただし注意しなくてはならないのは、お盆の期間は対象外だということ。

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