7日・8日が商談見本市(業者のみ)で、9日・10日が一般公開日(入場無料)だ。
日本最大の玩具見本市「東京おもちゃショー」は、バイヤー(業者)のための商談見本市として、また実際の消費者を招いての見本市として毎年6月あたりに開催されている。実はその歴史も長く「日本玩具国際見本市」として1962年に初開催されているのだ。そして2018年6月7日、第57回目となる「東京おもちゃショー2018」が開幕する。
その東京おもちゃショーに、自動車メーカーのトヨタが2012年から続けて出展しているのを知っているだろうか。そこでは毎回、小型の電動自動車「Camatte(カマッテ)」シリーズを子どもが運転できるスペースとして、展開しているのだ。そして今回、「Camatte Journey(カマッテ ジャーニー)」を展開する。ジャーニーとあるとおり“旅”をテーマとしたもので、自動車旅行をAR(拡張現実)を駆使して疑似体験できるというもの。
約7mの直線コースを子どもみずから運転して特設コーナーに進む。そのなかでは周囲220度のスクリーンに山道や海岸線などさまざまな旅先の景色を映し出され、自動車旅行を疑似体験できるのだ。アトラクションとして楽しめるのに加え、アクセルやブレーキなどクルマの操作も学ぶこともできそうだ。
ちなみに運転するクルマは、2017年に公開された「Camatte ペッタ」をベースに、トランクケースや旅先のステッカーなどを装備した、旅バーションの特別仕様車だ。
このトヨタブースはもちろんだが、タカラトミーやバンダイ、セガトイズなど子どもに人気の玩具が多く出品され、来場数は近年、4日間で約16万人を記録しているという。かなりの混雑が予想されるので、朝早くから動くことをオススメする。
また、おもちゃショー限定商品の発売や、新製品発表も催されることもあるので子どもだけでなく、じつは大人も楽しめるショーだったりする。入場無料なので“ちょっと寄ってみる”というのもありかもしれない。