三菱自動車が2018年6月4日、タイの生産・販売会社であるミツビシ・モーターズ・タイランド(MMTh)での累計生産台数が500万台を突破、記念式典を開催したと発表した。
ASEANにおける事業を牽引
三菱自動車は今から57年前となる1961年にタイでの操業を開始している。「三菱500」が発売された翌年のことだからアジアへの進出は極めて早かった。
そして、MMThの設立は1987年のことになるが、その後、2003年に累計生産100万台、2010年に200万台、2013年に300万台、2015年に400万台を達成して、今回、ついに500万台目が生産された。その記念すべきクルマは“パジェロスポーツ”とのことだ。
MMThで生産された500万台のうち370万台は世界120カ国以上に輸出されているが、今後も三菱自動車にとって重要なマーケットであるASEANの生産・輸出拠点として、事業を牽引していくことになる。