“クルマと人”が織りなすもの
Motor Magazine誌で長年、チーフフォトグラファーを務めている永元秀和氏と、写真に関わる仕事をしながら自らの作品も発表していた風見規文氏が、とある撮影現場で出合ったことをきっかけに企画されたのが「世代を超えて2人展」だ。
そのタイトルからわかるように歳の差は大きく24歳、しかしそれを超えて写真に対する共通の思いがあるようだ。テーマもアプローチも異なるが、その作品に相通じるものを感じ取ることは、この企画展を見る大きな楽しみだろう。
さて、ここでは展示される永元秀和氏の作品を事前にいくつか紹介しよう。「海外ロケにおいて、偶然、眼にしたクルマと人の情景をスナップ」したもので、出展する20数点のうちの2枚だ。
「世代を超えて2人展<永元秀和・風見規文>」開催概容
・日時:2018年7月23日(月)〜28日(土)
月〜木:12〜19時、金:12〜20時、土:11時半〜17時
・場所:銀座 K's Gallery 東京都中央区銀座1-13-4 ヤマト銀座一ビル6F
tel:03-5159-0809 http://ks-g.main.jp/
永元秀和プロフィール
1956年 東京生まれ
1979年 日本大学芸術学部 写真学科卒業
1979年 モーターマガジン社入社 写真部所属
1987年 日本レース写真家協会(JRPA)会員
2012年 富士フイルムフォトサロンで「クルマとどこまでも。〜Motor Magazineとともに〜」開催
風見規文プロフィール
1980年 東京生まれ
2002年 第22回上野の森美術館大賞 優秀賞
2005年 文星芸術大学美術学部日本画科卒業 最優秀賞
2011年 第15前橋アートコンペ 銀賞
2016年 ACTアート大賞プリント部門2016 入賞