伝説的なアクション刑事ドラマ「西部警察」に登場するクルマたち、マシンXやスーパーZ、RS-1など、特殊装備やリアルな架装を施されたマシンたちを、短期集中連載で紹介していこう。第3回目「西部警察 マシンアルバム File.03」は、6代目“ニューマン”スカイラインのRSをベースにしたRS-3だ。

画像: 2018年7月20日、西部警察に登場するマシンたちを紹介するムック、『西部警察FANBOOK~マシンアルバム』を発売する。

2018年7月20日、西部警察に登場するマシンたちを紹介するムック、『西部警察FANBOOK~マシンアルバム』を発売する。

パート2の第15話「ニューフェイス!! 西部警察機動軍団」でスーパーZとともに登場したマシンRSと、その生まれ変わりRS-3

1979年10月から1984年10月まで、テレビ朝日系で放映されたポリス・アクション・ドラマの金字塔「西部警察」。初回放映から40年近く経った今でも熱烈なファンを持つドラマだ。その人気の理由のひとつが、劇中に登場した西部警察マシンたちだ。今なお伝説的な存在として語り継がれている。

ここでは、そんなモデルたちを短期集中連載で紹介していこう。第3回目「西部警察 マシンアルバム File.03」は、西部警察のパート3・第16話でRS-1、RS-2とともに登場した特別機動車両・RS-3だ。

ちなみにこのRS-3、元はパート2でスーパーZと同時にデビューしたマシンRSの生まれ変わり。後のパート3で登場するRS-1やRS-2の弟分として、装いも新たに進化した特別機動マシンなのだ。

画像: RS-3はパート2の第15話でスーパーZと共に登場したマシンRSの生まれ変わり。ボディの外観も大幅にモディファイされた。

RS-3はパート2の第15話でスーパーZと共に登場したマシンRSの生まれ変わり。ボディの外観も大幅にモディファイされた。

画像: 写真はマシンRS(パート2の第38話より。ⓒ石原プロモーション)。ホイールもこのときはまだ15インチで、外観も派手なパトライトやエアロの架装は控えめだった。

写真はマシンRS(パート2の第38話より。ⓒ石原プロモーション)。ホイールもこのときはまだ15インチで、外観も派手なパトライトやエアロの架装は控えめだった。

マシンRSから進化した情報分析ハイテクRS

ベースとなったのは、6代目DR30型スカイラインの2ドアハードトップ2000RS。「DOHC 4バルブ」という初代GT-Rに搭載されたS20型以来の高性能ユニット・FJ20E型エンジンを手に入れ、4気筒ながら“レーシングスポーツ”の名を与えられた。

前述のとおり、マシンRSはパート3の第16話「大門軍団フォーメーション」にてRS-1、RS-2とともに新たにRS-3として登場するが、その際に外装を他の2台のRSと揃えられた。大型のパトライトやエアロスプリットなどのエアロパーツを装着、ホイールも同じ16インチのものに変更されているのだ。RS軍団の中では、「エレクトロニクスを駆使した情報分析車」として位置付けられている。

ちなみにRS-1、RS-2との最大の違いは、ベースマシンがR30のターボモデルではなくNA(自然吸気)モデルという点。エンジンにはタコ足(エキゾーストマニフォールド)が装着されており、NAらしい小気味良い排気音を奏でる。

乗車定員は2名で、助手席はコンソール化し全方向回転可能なサーチライトと赤外線とサーモグラフィに対応したビデオカメラを装備している。後部右側席を潰してコンピューター、モニター、無線機、プリンターなどを配置し、横向きに変更された後部左側席の乗員によって操作が可能、運転者ひとりでもコンピューターを稼働できる。

主な情報分析&制御機能としては、赤外線暗視装置や温度感知画像処理装置、各種情報交換や目的地までの経路誘導などを行なう自動車総合管制システム、電波の発信方向および距離を表示する信号分析装置、前後方向の追跡レーダーやシグナルコントロール(信号制御装置)を搭載。ハイテクで武装したまさに「情報分析マシン」なのだ。

画像: RS軍団の中では、「エレクトロニクスを駆使した情報分析車」として位置付けられている。

RS軍団の中では、「エレクトロニクスを駆使した情報分析車」として位置付けられている。

画像: コクピットはマシンRSを引き継ぐ形で、助手席を外しコンピューターや特殊無線機を配置する。サーチライトやビデオカメラの搭載など、全体のイメージはマシンXの後継車的な印象だ。

コクピットはマシンRSを引き継ぐ形で、助手席を外しコンピューターや特殊無線機を配置する。サーチライトやビデオカメラの搭載など、全体のイメージはマシンXの後継車的な印象だ。

画像: 後席部は、シートレイアウトを変更し、進行方向に対して右向きにコルビューのバケットシートを装着。当時の最先端パソコンに大型CRTモニター&キーボード、プリンターなどを配置する。運転席の人間と分けて情報分析が行なえるほか、前席のコンピューターと連携して、犯人追跡時に道路状況や逃走車の情報を共有することができる。

後席部は、シートレイアウトを変更し、進行方向に対して右向きにコルビューのバケットシートを装着。当時の最先端パソコンに大型CRTモニター&キーボード、プリンターなどを配置する。運転席の人間と分けて情報分析が行なえるほか、前席のコンピューターと連携して、犯人追跡時に道路状況や逃走車の情報を共有することができる。

画像: 西部警察FANBOOK~マシンアルバム〜メイキングムービー youtu.be

西部警察FANBOOK~マシンアルバム〜メイキングムービー

youtu.be
画像: 日産のフェアレディZやスカイライン、サファリにガゼール、そしてスズキのカタナ…80年代初頭を彩ったクルマやバイクをベースに作られた西部警察マシンたち。西部警察FANBOOK~マシンアルバム(2018年7月20日発売)はそれらを新規に撮り下ろし、三面図+αの形で紹介するマシンアルバムです。 クルマとバイクの専門出版社ならでは…の切り口で、マシン細部の豊富なショットに加え、ベースマシンの紹介、そして実車のマシン開発者、および舘ひろし氏へのインタビュー、21世紀の西部警察マシンCG、さらには最新のリアルスーパーPC・R35GT-Rパトカーなども織り交ぜて構成しました。 また、巻末には渡 哲也氏によるファンに向けた最新コメントを掲載。表紙は写真の背カバー付き。全238ページオールカラーで、厚さ13mm&重量1kg!…の保存版です。

日産のフェアレディZやスカイライン、サファリにガゼール、そしてスズキのカタナ…80年代初頭を彩ったクルマやバイクをベースに作られた西部警察マシンたち。西部警察FANBOOK~マシンアルバム(2018年7月20日発売)はそれらを新規に撮り下ろし、三面図+αの形で紹介するマシンアルバムです。
 クルマとバイクの専門出版社ならでは…の切り口で、マシン細部の豊富なショットに加え、ベースマシンの紹介、そして実車のマシン開発者、および舘ひろし氏へのインタビュー、21世紀の西部警察マシンCG、さらには最新のリアルスーパーPC・R35GT-Rパトカーなども織り交ぜて構成しました。
 また、巻末には渡 哲也氏によるファンに向けた最新コメントを掲載。表紙は写真の背カバー付き。全238ページオールカラーで、厚さ13mm&重量1kg!…の保存版です。

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