2018年10月9日、日本自動車工業会(JAMA)が「第46回東京モーターショー2019」の開催概容を発表した。それによるとメイン会場から東京ビッグサイトの「東棟」が消えた。これは2020年の東京オリンピック開催へ向けた臨海副都心地区の整備に伴うものだ。
前回より開催日は1日プラス
JAMAが発表したプレスリリースによると、2019年東京モーターショーは10月23日(水)がプレスデー、24日(木)はプレスデー/オフィシャルデー/特別招待日となり、25日(金)から11月4日(月・祝)までが一般公開日となる。
会期は前回(2017年)と比べて1日増となる。前回は最終日が日曜日だったが、今回は祝日の月曜日となっているためだ。出展社の募集は2018年10月15日から2019年1月18日まで行われるそうで、多くの出展が期待されるところだ。
そして、開催会場については「東京ビッグサイト<西/南/青海展示棟>」と発表された。従来、使用されていたもっとも広い東棟がなくなって、新たに南棟、青海展示棟ができるわけだ。
南棟については西棟に隣接したエリアに設けられるようだが、青海棟はゆりかもめ青海駅周辺の空き地に新たに作られることになるようで、西/南棟と青海棟間の移動はおそらく徒歩か、シャトルバスなどになると思われる。
また、JAMAは「近隣の臨海副都心やその他のエリアでの拡充開催も検討しており、様々なプログラムでご満足いただけるショーを目指します」と発表しているので、会場が一部変更になるだけでなく、これまでにない楽しみ方ができるかも知れない。
このところ世界の自動車メーカーは世界各国でのモーターショーについて“選択と集中”を進めている。2019年の東京モーターショーについても、海外メーカーの参加については不透明な部分もあるが、ショー全体としては盛り上がるように期待したいものだ。